やればできる

おはようからおやすみまで
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有島毅生十九歳、出来る男、高卒。
・解析結果は嘘っぱちです。
・本文中に駄洒落を含みます。



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19:18 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
「清いながれ」

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05:45 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
すいません。
先んじて謝っておきますよ。


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01:20 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
なかよくけんか
「あっ、居たっ! ごめん北原、ちょっといいかな、」
「イヤです。」
「え、えっ、いや、あのね、これ言っといた方がいいかなと! 思うんだけど!」
「おう島崎君か。今日も体感気温高そうじゃな」
「え、今日元から暑くない? 暑い、の、…俺だけかな」
「うそん! ほんとに暑いのですか。マジっすか冗談だったのに」
「…うん、まあ、走ってきたからね…」
「うん、まあ、そういうことにしとこう。で、何かあったんけ?」
「…矢っ張りいいや。ごめん、邪魔して」
「なんですと?」
「うん、大した事じゃなかったから、いいよもう」
「おぉぉい。仮にも人の時間をな、若干でも奪ったんだからな、最後までちゃんと話せよな。男なら責任取ってちょうだい!」
「えっ、…と…すんません、した…」
「いいから言う! さっさと言う! はいはい!」
「工学部棟の掲示板に出てたんだけど、電子機械工の開放科目、」
「あぁぁ何だぁそんなことかぁはっはっはっはっは。っバカだろお前。いま知ったの?」
「…」



おおきい島崎君とちいさい北原君。
17:17 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
北原柳吉十九歳、二代目メカオタ、M/W両刀使い。
「スチルだぁ?」
「無理かな」
「石川監督。困りますよゥ。これスチル用に作った話なのちゃんと?」
「えっ、何用とかってあるんだ…」
「竹久さん竹久さーんたーけーひーさーさー」
「っせぇなおめえはフード引張んじゃねえよ伸びるだろうが! なに!」
「だーっておれアナログさっぱりなんだもん」
「アナログぅ? 何処でェ」
「撮影から。RECボタンを押すその瞬間から」
「スチル? だぁ? …おおい誰かー澁澤さんとナカ呼んでこーい」
「できんの?」
「カンタンにうれしそうな顔すんじゃねぇよ石川監督。装備と予算と時間と相談。特に渋澤さんな」
「澁澤さん? なんでぇ」
「お、ま、え、は、音功以外もちったあ勉強せえや! カラリストやカラリスト! 竹久一人で手が足りるか!」
「痛てっ」
「ナイス突っ込み」
「ていうか石川さん音工がすでに微妙だよねっていったぁいっ」
「調子にのんな北原ーあとキモい声出すなー。俺の台本はハリセンちゃうぞ! 読む前からボロボロんなってまうわ!」
「台本で叩かなきゃいいんじゃーん。ていうか俺カラコレぐらいするよ?」
「ねえカラリストって何?」
「おめえさちょっと黙っとけ、な、石川」
「そうか北原はスチル初めてか。あのな、アナログは撮ってもうたらある意味そこでお終いなんよ。最初に色合わせせんとな、つぶれた分は取り返しきかんから」
「マジっすか。カッコイイねなんか」
「渋澤さんの技は神業やで、一遍見といたがええわ」
「見ってぇー」
「…もういいよ、島崎君に訊く」
「えぇっ俺SEですよ、カメラとか全然」
「その前に後輩に堂々と訊かないでくださいよねーカントクうー」


「呼んだかぁ?」
「しっぶさわさーん。ちょうどええとこに。あんな、なんか、今度のやつスチルで撮るかもなんですよ」
「え、夢ちゃんアナログカメラ持ってたっけ?」
「買うよ。買う買う。それしかねえじゃん」
「マージすか? 正気?」
「元元欲しかったしよー、ちょうどいいかなって」
「石川監督タイムリーだねぇ。…部室のヌシチームは話纏まった?」
「ど喧しい。北原お前波形モニとマスモニいつ持ってこれる」
「それは車出せる日ってことだね?」
「どんどん決まってくな」
「そだね。勝手にね」
「何を拗ねてるんだ。滑り出しは上々じゃないか石川監督」
「そうなの? 俺はっきり言って全っ然っ話の内容わかんねーから、上手くいきそうなのかどうかもわかんないんですけど」
「俺もさっぱりだ。でもいい感じじゃないか?」
「…まーね。殆ど北原と竹久さんと中原さんで話進んでるけどね」
「はは。生き字引みたいな男だな。あの人が居なくなったらうちのサークルはどうなるんだ?」
「もう一年残るんでしょ。どうせ」
「石川」
「なんよ」
「言っていい冗談と悪い冗談があるだろう」
「な、何ムキになってんの谷崎…」



石川肇初監督作品、波乱の幕開け? 笑
北原君はドMっぷりがキラリと光る、島崎君と同い年の、ちょっと変態変わり者のいちねんせいくんです。
フジファブリック志村正彦n
02:27 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
「11% MISTAKE」
もしも谷崎夫妻がネジを見掛けたら。
の、後日談。笑。



「お早うございます」
 サークル席の一番端で空き時間をぼやぼや過ごしていると、胡散臭いほど折目正しい挨拶を投げて来たのは谷崎だった。矢鱈と機嫌が好い。豊洲は僕の夢、とか言うCM、あれこいつがやったらええねん――と眠い頭を要らぬ方向に働かせながら中原は取敢えず返事らしきものを返した。驚くほど覇気のない声だと自分でも呆れたが、当の谷崎は気にした風もなくにこにこと斜向かいの席に腰を落着ける。
「昨日はひょんなところで会ったな。あの辺りには善く?」
「俺が出不精なん知っとるやろ。田園都市線なんか初めて乗ったわ」
「あんたが出不精だ? 誰が信じるんだ。洒落た処に行きつけんだけでしょうが」
「喧し」
 半開きの眼で、必要以上に清清しい顔をじろりと睨めつける。谷崎は矢張り機嫌好く、そう絡むなよ――と快濶に笑った。いっそ吃驚した。
「…今絡んでましたか、ぼく」
 多少引き気味に抗議すると、はははと教科書に乗っていそうな笑顔を返された。処置なし、だ。まあ自称蟄居派のあんたが中目くんだりまで、と、何がそんなに嬉しいのか知れないがこの世の春と云った調子で、いつにも増して滑り出しの善い弁舌を前にため息を吐く。こいつにだけは鉢合わせるべきじゃなかった。
「女の我儘には付き合ってこそだろう? 無上の歓びと思うべきだ」
「我儘ちゃうわ別に」
 訳知り顔で講釈を打つものだから、うっかり反論してしまってから、まるきり逆効果だと云うことに気が付いた。得たりとばかり頷いた谷崎は窓の外、あらぬ方角を見上げながらそうかと辻褄の合わぬ相槌を打つ。
「そうだろう。あれは出来た人だ」
「おまえあいつの何を知ってんねん!」
 エンジンは基本ニュートラルが主義の中原だったが、その発言には流石に半笑いで突っ込んだ。もう無理だ。どんなに火に油を注ごうが、突っ込まずには居られない。爆笑しないだけ有難く思って貰いたいぐらいだ。
 ていうかまず後ろ見ろ。

「奇麗な人じゃないか。物腰も柔らかで素敵だ」
「おい、谷崎」
「何だよ。否定することじゃないだろう?」
「そらわかっとる。それはええねん、」
「だったら何を止める事がある。あんたのその奇天烈な性格ごと愛してくれる人なんかそうはいないぜ。またとない良嬪だ」
「おっまえ、あのな、話聞け!」

「そうよ谷崎君。先輩が困っているじゃない、」

 背後から聞こえた鈴を転がすような耳慣れた声に、なぜかぞおっとしながら谷崎は振向いた。今日は、と、静は男の肩越しに立ったまま会釈する。癖のない――実はリペアストレートの――黒髪がさらさらと揺れた。非の打ちどころない作り笑顔だ。
「一度お会いしただけの、それも女性を手放しで褒めるなんて却って失礼だわ。御免なさいね先輩、」
 いいえ――とため息を吐きながら中原は心底うんざりと頬杖を突き直す。ああおれは矢っ張り、笑ってばっかりいる子のほうがいい。



谷崎夫妻は楽しいなあ。笑。
 
02:07 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)
「とまれうた」
「…単位計算間違った。般教の」
「え、」
 陽当たりの良いサークル席に不似合いな長い前髪の向こうで、足算間違えちゃったんだよ理系のくせに、と宮沢の半月形の眼が言うので、でも二単位とかでしょ――と笑い飛ばすこともできずに島崎は硝子の向こうの眼をしばたたかせる。
「窓口行ってこねえと」
「あ、はい、お疲れっす…」
 何がそんなに悲しいんだろうと不思議に思いながら、とぼとぼと自販機の向こうの裏口に出て行く背中を見送る。入違いに入って来た菊名が来期分の開講予定表を持っていたので思わず訊いた。
「あれ、それって」
 島崎の問いに菊名はすうと顔を上げて、言葉少なに問を返した。
「宮沢君に聞いた?」
「ああ、はい、聞きました。大変っすね」
「来年から、これが始まるでしょう」
 菊名が開いた頁は、島崎も昨日眼に留めて大騒ぎしたものだった。電子機械工開放科目、と冒頭に記されている。あと一年遅く生まれてたらなあ――と悔しそうに言っていた顔が浮かび、一瞬で打消す。
「あ、それ。昨日俺らも騒いでました。金曜一限出てえ――って」
「私も。宮沢君も出たいみたいなんだけど、もう単位が足りてると思ってたから、出ない理由があるって安心してたみたいなの」
「出ない理由?」
「朝が弱いの」
 困ったように言って、菊名は白い顔を傾げた。島崎は、――本当に可笑しくて笑い出したことに、自分で酷く吃驚した。
「起こしてあげましょうよ」
「私が?」
 今度は菊名が吃驚したように眼を円くする番だった。島崎が何か言うより早く、磨減った靴の跫がした。


続く。(爆笑)
19:14 | こぼれ話、欄外 | comments(0) | trackbacks(0)

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